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藤本ひとみ「モンスター・シークレット」感想

またシャルルに会える!
作者の藤本ひとみにはコアなファンがいます。
何せコバルト小説家でしたから。
その作風は、イケメン過ぎる男性が多数登場してきて、乙女心をきゅんきゅん鷲掴みにさせること請け合い。

今はコバルト小説家ではないのですが、コバルト小説家時代のキャラクターが登場する歴史小説などを書いています。

藤本ひとみ中毒と呼ばれる言葉が出たほどの人気作家なんですよ。

藤本ひとみの本を見かけると手を出してしまう私。
昔に読んだキャラクターに出会えるかもしれないとドキドキしながら読むの。

「モンスター・シークレット」にも登場してきました!
あのシャルル・ド・アルディが!
モンスター・シークレット

中二病的桃太郎

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目次

モンスター・シークレット概要


規模が大きなミステリー小説です。
舞台が日本からフランスへ。
ナポレオンの秘密が明らかになっていく大胆なストーリー。

ただのバツイチ女性が当時からのナポレオンの秘密を暴くなんて、有り得ない話なのですが、これが有り得ました。

何せパートナーが天才!
おまけに公爵で医者!
そして魅力たっぷり!
シャルル・ド・アルディ


ヒロインは、記者の仕事をしている魅力があるとは思えない中年女性。
バツイチで息子が1人。
名前は梓(あずさ)

ひょんなことからこの2人がパートナーになってナポレオンの隠された秘密を追うことになるのです。

シャルル・ド・アルディの魅力


とにかく天才!
超絶!頭がいいの。

天才ゆえの皮肉家。
人を馬鹿にした発言も彼が言えば許せるくらいの天才です。

ルックスも家柄も財産も全てが類を見ない位の素晴らしさ。
悪いのは皮肉家であるがゆえの口だけ。

性格も誤解されがちですが、実は気配りに長けて、優しく、人を認める素直さもある男性なのです。
ただ家族には恵まれず、孤独。

全てが完璧すぎて、ため息しか出てこない。

シャルルの頭の良さがこのミステリーの面白さに拍車をかけてくれます。

ああ、素敵。
もうシャルルさえ登場すれば中身が無くてもいいとまで思いますが、この小説は中身があります。

シャルルさえ悩む謎解きがじれったくてハラハラ。

梓の魅力


シャルルの引き立て役かと思いきや、梓の見せ場がいくつもありました。

シャルルに「垂直の壁を上がる人」と呼ばれる程のガッツの持ち主。
それは天才シャルルが梓を認めたということ。


天才と諦めない女性とのペアが面白く、スケールが大きな謎解きにも無理がないのが藤本ひとみの筆力の凄さ。

恋愛要素がなくてもきゅんきゅんしてくるから不思議です。

星は


シャルルが登場する小説はいくつもありますが、これが1番テンポがいいかも。

謎解きとラストのどんでん返し、シャルルと梓の再開を誓う雰囲気、どれもこれも素敵でした。

藤本ひとみを知らない人が読んでも全然いけます。
ミステリーとしてもいい出来。

おすすめミステリー小説。
歴史の勉強にもなります。


でも


星は1つ。



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